2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

将吾が計を聴く、これを用うれば必ず勝つ、これを留めん

孫子の言葉 『 将吾が計を聴く、 これを用うれば必ず勝つ、 これを留めん 』 将軍が私の計画を聞き入れるならば その将軍を登用すれば必ず勝利するから その将軍を、そのままの役職に留めます。 前に勤めていた不動産仲介会社は フルコミッションでは無かっ…

七計

孫子の言葉 「故にこれをくらぶるに計をもってして、その情をもとむ」 したがって、以下を比べて実情を把握していきます。1.「曰く主いずれか有道なる」 どちらの国民が国主と意思統一しているか? 2.「将いずれか有能なる」 どちらの国の将軍が能力が高…

およそこの五者は、将聞かざることなきも、これを知る者は勝ち、知らざるものは勝たず

孫子の言葉 『 およそこの五者は、 将聞かざることなきも、 これを知る者は勝ち、 知らざるものは勝たず 』五者は、先日来い取り上げてきました以下です。 「道」とは民をして上と意を同じうし、故にこれと死すべく、 これと生くべくして、うたがわざらしむ…

法とは曲制・官道・主用なり

孫子の言葉 『 法とは曲制・官道・主用なり 』法とは、 部隊の編成や、 役人の規律、 主軍の用法 である。 不動産の法「 宅地建物取引業法 」では 不動産会社が妨げてきた安全な不動産取引の実現の為 一般消費者の保護と不動産仲介業者への規制が主です。 し…

将とは智・信・仁・勇・厳なり

孫子の言葉 『 将とは智・信・仁・勇・厳なり 』 将軍は 知識・知恵が有り 信頼される 人間味のある 勇気を持ち合わせた 威厳のある 人物でなくてはならない。 不動産仲介会社の経営者として 身に着けなければならない事ばかりですが 足りないものばかりです…

地とは遠近・険易・広狭・死生なり

孫子の言葉 『 地とは遠近・険易・広狭・死生なり 』 地の利とは地理的遠近、険しいか平らか、広いか狭いかで 生死が分かれる。 不動産の御案内時に質問される事項で最近多くなったのが 「 水の被害は大丈夫でしょうか?」です。最近の雨の降り方は ゲリラ豪…

天とは陰陽・寒暑・時制なり

孫子の言葉 『 天とは 陰陽・寒暑・時制なり 』今回は超訳です 天下を取る好機は 晴れ雨・暑い寒い・タイミングです。 不動産売買において契約に至るかどうかは 本当にタイミングのみと言っても過言では有りません。 弊社ハウスリテールは私一人が電話番なの…

道とは民をして上と意を同じうし、故にこれと死すべく、これと生くべくして、うたがわざらしむるなり

孫子の言葉 『 道とは民をして上と意を同じうし、 故にこれと死すべく、これと生くべくして、 うたがわざらしむるなり 』 道とは民が統治者と志を同じくして ゆえに生死を共にし、 統治者を疑わないようにすることである。 不動産の購入とは、 不動産の購入…

およそ用兵の法は、国を全うするを上となし、国を破るはこれに次ぐ

孫子の言葉 『 およそ用兵の法は、 国を全うするを上となし、 国を破るはこれに次ぐ 』 戦争の際には、敵と戦わずして降伏させる事が上策で 戦って奪い取るのは次善の策である。 明治維新においても、江戸城無血開城がなされなければ その後の日本の歴史が変…

善く守る者は九地の下に蔵れ、善く攻める者は九天の上に動く。

孫子の言葉 『 善く守る者は九地の下に蔵れ、 善く攻める者は九天の上に動く。』 守る時には地底に潜るように守り 攻める時には、天高く舞い上がるように攻める。 まず、固く守りを備えて、好機には 攻守のメリハリ切り替えを明確にして 天に昇るように攻め…

その疾きこと、風の如く、その徐かなること、林の如し。侵掠火の如く、動かざること山の如し。

孫子の言葉 『 その疾きこと、風の如く、 その徐かなること、林の如し。 侵掠火の如く、動かざること山の如し。』その速きことは風のごとし 静かなることは林のごとし 侵略することは火のごとし 動かざることは山のごとしいわゆる「 風林火山 」は武田信玄の…

上下欲を同じくする者は勝つ。

孫子の言葉 『上下欲を同じくする者は勝つ 』上下の目標が合致している方が勝利する。 上下は上司と部下や、戦略と戦術とも考えられます。 弊社ハウスリテールは私一人で上司も部下もいないので 戦略と戦術と捉えて活かせないでしょうか? 不動産屋として戦…

名君賢将の動きて人に勝ち、成功、衆に出ずる所以のものは、先知なり

孫子の言葉 『 名君賢将の動きて人に勝ち、 成功、衆に出ずる所以のものは、 先知なり 』名君、賢将と言われる人が戦えば勝ち、 成功するのは、敵よりも早く情報を 制するからである。 不動産仲介業は正に情報産業です。 不動産という商品は唯一、ユニークな…

進んで名を求めず、退きて罪を避けず

孫子の言葉 『 進んで名を求めず、 退きて罪を避けず 』功績を上げても名誉を求めず、 失敗しても責任を回避してはならない。 以前、不動産仲介会社に勤めていた時は 歩合制なので、功績を上げたら給与に反映、 失敗したら上司の叱責付きの自己責任。 現在は…

善く戦う者は、勝ち易きに勝つものなり。ゆえに、善く戦う者の勝つや、智名なく、勇功なし

孫子の言葉 『 善く戦う者は、勝ち易きに勝つものなり。 ゆえに、善く戦う者の勝つや、 智名なく、勇功なし 』 戦上手は、無理なく自然に勝つ。 だから、戦上手が勝っても、 その智謀は人目につかず、 その勇敢さは人から称賛されることはない。 独立開業以…

兵は詭道(きどう)なり。

孫子の言葉 『 兵は詭道(きどう)なり。 』 戦争は、だまし合いである。 孫子の言葉より 源義経を思い出すことが多い ・一ノ谷の戦い 鵯越の急勾配を駆け降り平氏軍を奇襲 ・屋島の戦い 単独で150騎の兵を率い暴風雨の中、 3日かかる行程を6時間で移動。奇…

兵は国の大事にして、死生の地、存亡の道、察せざるべからざるなり。

孫子の言葉 『 兵は国の大事にして 死生の地、存亡の道、 察せざるべからざるなり。』 孫子の最初に出てくる言葉です。 戦争は国家の存亡を分ける大事な問題である。 不動産仲介業で戦争にあたることは何かな? 集客と接客とが不動産仲介業の存亡に関わりま…

彼を知りて己を知れば、百戦して殆(あや)うからず。

孫子の言葉 『 彼を知りて己を知れば、百戦して殆(あや)うからず。 彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。 彼を知らず己を知らざれば、戦うごとに必ず殆うし。』 以前の不動産仲介業では、最初の接客時から ・年収 ・勤め先 ・勤続年数 ・自己資金 ect ec…

先知なる者は鬼神に取るべからず。必ず人に取りて敵の情を知る者なり。

孫子の言葉 『 先知なる者は鬼神に取るべからず。 必ず人に取りて敵の情を知る者なり。 』 先見の明が有るものは、鬼神による物ではなく 人 ( スパイ・密偵 ) により敵の情報を得て 先を見通している。 不動産仲介業は売主と買主とのマッチングビジネスです…

主は怒りを以て師を興すべからず、将はいきどおりを以て戦いを致すべからず。ず。

孫子の言葉 『 主は怒りを以て師を興すべからず、 将はいきどおりを以て戦いを致すべからず。 』君主は怒りで軍を動かすべきでないし、 将軍も憤りで戦ってはならない。 弊社ハウスリテールは私とアルバイトさんの 2人しかいない不動産屋なので、主と将とい…

兵は詐(さ)を以て立ち、利を以て動き、分合(ぶんごう)を以て変を為す者なり。

孫子の言葉 『 兵は詐(さ)を以て立ち、利を以て動き、 分合(ぶんごう)を以て変を為す者なり。 』 戦争では敵を欺く事を中心にすべきだし、 有利な戦況になるように見極めて動くべきだし、 自在に離散集合を繰り返し変化をしていくべきだ。 不動産屋は千…

百戦百勝は善の百戦百勝は善の善なるものにあらず。戦わずして人の兵を屈するは、善の善なるものなり

孫子の言葉 『 百戦百勝は善の善なるものにあらず。 戦わずして人の兵を屈するは、 善の善なるものなり。』 百回戦争して全て百回勝ったとしても最善ではない。 戦争を起こすことなく敵を降伏させてしまう事こそ最善である。 戦わずして勝つ。 経済活動では…

兵は拙速 ( せっそく ) なるを聞くも、いまだ功の久しきを賭 ( み ) ず。

孫子の言葉 『 兵は拙速 ( せっそく ) なるを聞くも いまだ功の久しきを賭 ( み ) ず。』 戦争はベストな戦法でなくともベターな戦法を持って 短期決戦に持ち込む事で利益が有ることはあっても 長期戦に持ち込んで利益が有った例は無い。 不動産購入を検討し…

算多きは勝ち、算少なきは勝たず。而(しか)るを況(いわ)んや算なきに於いてをや。

孫子の言葉 『 算多きは勝ち、算少なきは勝たず。 而 ( しか ) るを況 ( いわ ) んや 算なきに於いてをや。』 戦争には勝算が有るから勝ち、勝算が少ないと勝てない。 ましてや、勝算なく戦っても勝てるはずが無い。 現在 ( 2011年 9月 3日 ) 住宅ローンの借…

戦勢は奇正に過ぎざるも、奇正の変は勝 ( あ ) げて窮むべからざるなり。

孫子の言葉 『 戦勢は奇正に過ぎざるも 奇正の変は勝 ( あ ) げて 窮むべからざるなり。』戦争の形は奇 ( 奇襲戦法 ) か正 ( 正攻法 ) かの どちらかに過ぎないのだが、 その奇と正との組み合わせは無限の形となる。 以前の不動産仲介業では 奇襲戦法的な商…

兵の形は実を避けて虚を撃つ。

孫子の言葉 『 兵の形は実を避けて虚を撃つ。』 戦争では、敵の備えが充実した所を避け 備えの不足している油断している所を 攻撃するべきである。 不動産仲介業は売主買主のマッチングビジネスなので 戦争と言うよりは仲裁的な立場で売主と飼い主との 合意…